= 稼働率と解約率 =
*求めるもの
稼働率から逆算する平均空き室日数
(空き室 = 賃料が発生しない日数)
例 1棟マンションの場合
計算式
365日 X 年間通しての空き室率(100-稼働率) ÷ 解約率 = 空き室日数
例1の場合
365 X 20% ÷ 20% =365日
空き室日数 365日(1年)
例2の場合
365 X 2% ÷ 20% =37日
空き室日数 37日(1か月強)
*結果からの考察
一年かかって決まる物件と1か月では コスト増、劣化・部屋維持問題 などで大きな差が生じる。
とにかく稼働させることが大事
365日 - 37日 = 約11か月の違い。
家賃で考えると
6万 X 11か月 = 66万
これだけの差が生じる。
(空き室視点で考える)
11か月後に平均居住年数(5年)契約するのと
1か月(37日)で契約する場合
66万 ÷ 60か月(5年) = 11,000円/月
もし、1か月で すぐ決まるのなら
60,000円 => 49,000円にしても(18%ダウン)
1年待って6万円で借り手を探しても同じ。
まだ維持費が掛からない分良い。
ただし例2は80%の稼働率例、稼働率が70%なら548日(1年半)空き室のままという計算になる。
とにかく稼働させることが一番である。
稼働を上げる方法は?